地元の食材と珍味

お客様のご要望もあり、地元の食材・珍味を集めてみました。

左から平八蒲鉾(越後高田 大正2年創業)、親不知産の天然岩もずく、親不知産のサザエ、幻魚(げんぎょ)一夜干し、たらの子こうじ漬、イカの黒作り(墨を入れた塩辛)、えご(えご草のみを煮溶かす)。どれも日本酒との相性は抜群。

親不知産天然もずく

色は黒、独特の粘り、ヌメリ、シャキシャキ、それに長く、太い。夏季限定の希少な極上品。

幻魚(げんぎょ)一夜干し

日本海三大珍味の一つ。げんぎょ独特の全身を覆うヌルヌルは、ゼラチン質。豊富な栄養分が含まれているといわれ、干物にすることで水分が抜け栄養分がギュッと凝縮されます。

イカの黒作り

イカの黒作りは富山の郷土料理ですが、県境の親不知では塩辛と言えば黒作り。イカスミ、肝臓を混ぜ合わせ熟成させた塩辛の一種です。加賀百万石の藩主が参勤交代の折、将軍家に献上し美味を絶賛されたという文献もあります。

えご

独特の弾力と歯ざわりが魅力の、ミネラルをたっぷり含んだ自然食品。越後では主に仏事や祭りなど「ハレの日」にふるまわれる料理の一品として、貴重な海藻の摂取として作り方と味が受け継がれてきました。

かいやき

漁師めしの一つで昔漁師が貝殻を鍋代わりに料理していた事が名前の由来!季節の野菜を煮て塩辛(イカのワタや足など)を加え、最後に味噌で味付けした煮物料理です。

海のエリア独特のお酒やごはんにぴったりの酒の肴的メニューです。